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市場調査
飲食店経営コンサルティングで、
もっとも重要な作業が市場調査です。なぜなら、飲食店の経営戦略は、すべてこの調査に基づいて構築するからです。
こちらでは、成功する飲食店経営に必要な市場調査についてご紹介します。
市場調査 項目とその内容
飲食店開業候補地で市場調査する内容は、おおよそ下記のとおりです。
1.立地について
- 通りに面しているか
店舗の露出が多いほど、人目に触れやすく、広い道、大通りほど好条件です。 - 駅から近いか
駅周辺はつねに人の流れがあります。駅から10分以内が理想的です。 - テナントとして入るビル、店舗の現状
築年数、エントランスや調理設備の状態、エレベーターの有無など。 - 店舗改修費、設備費の概算
どの程度の費用が必要かを検証します。
【例】店舗の用途変更は、改修費の出費が多い
事務所を飲食店に改修する場合、調理設備や付随する機能を設けるため、改修費、設備機器の出費が大きくなります。
この問題の解決策として、居抜きを利用する方法があります。
2.環境について
- 曜日を問わず人が集まるか
土日・祝祭日は1年の1/3を占めます。平日、休日を問わず、一定の集客を見込めることが重要です。
※学校、オフィス街は平日の集客率は高いが、休日は閑散としているので注意 - 昼夜問わず人が集まるか
ランチタイムだけでなく、夜の営業時間帯にも一定の集客が見込めることが重要です。 - ターゲット層がいるか
若者向けの業種なら若者が集まる場所に、落ち着いた客層を求めるなら、大人や高額所得者が集まる場所に。想定するターゲットに合致させます。 - 家賃、保証金について
家賃、保証金を相場と比較し、これらの条件と売上げ予想との兼ね合いを検証します。
※家賃、保証金などの初期費用が高くても、集客率、回転数がよい場所は、黒字経営が可能と考えられる
3.同業他社の動向
- 競合店の存在
同じ業種、ターゲット層の店が存在する場合、お客さまを取り合うことになるので、差別化が必要です。 - 共存店の存在
横浜の中華街、築地の寿司屋などは、同業者が多数集まっており、それを目当てに人が集まります。
市場調査の流れ
市場調査の流れをご紹介します。
当社営業員が、店舗の特徴・ターゲット・目標をうかがいます。 |
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飲食店オーナーさまに当社営業員が同行し、開業候補地の市場調査をおこないます。 |
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当社営業員が調査内容をまとめ、飲食店オーナーさまに提出します。 |
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市場調査報告書をもとに、飲食店オーナーさまの意見を考慮しながら、経営戦略を構築します。 |